オタクがファッションや食べ物に疎いというのは、ある意味正しい。
そう、彼らはそういう「大人がたしなんで知ったかぶりしなきゃいけない一般常識」に興味がない。
興味がないものに対しては、無視する。
そのかわり興味があるものに対してはとことんのめりこむ。
それが「一般人」から見て幼稚であったり、かっこ悪いものであっても関係ない。
自分の価値観と嗜好を信じてのめりこむ。それがオタクの本質だ。
アニメが好きなのがオタクなのではない。(中略)
いいものはいい、好きなら好きと表明できるかどうかの「資質」こそが条件なのだ。(中略)
彼らは、他人からどう見えるかばかり気にしているそこらの「おしゃれ」な奴など
足下にも及ばぬセンスや知識を持っている。
(海洋堂専務)TVBros.の宮脇修一「専務の異常な愛情」

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